コミュニケーションデザイナーの大谷です。
相手に何かを伝えるとき。
わかりやすく話す人と、
何を言っているのかまとまらない人がいる。
その違いは、
思考がいかに整理されているか。
思考が整理できてる人の話は基本的にわかりやすい。
事柄の位置づけや関係が、
ちゃんと整理できてるってことです。
話がわかりにくい人の特徴
- 前提となる情報を共有していない
- 相手にわかる言葉を使っていない
- 思いつくままに話している
- 自分でも整理できてないまま話している
- 大小、並列、順序などが見えてこない
などなど。
反対に話がわかりやすい人は、
- 前提となる情報を共有している
- 相手にわかる言葉を使う
- 考えながら話している
- 事柄を位置付けて話している
- 大小、並列、順序などが伝わるとように意識している
という感じ。
えー。難しいわ😱って思った人。
安心してください。
練習すればできるようになりますからね。
早速ですが、練習してみよう
Q.お弁当を一つ思い浮かべてください。
そして、1分であなたのお弁当を説明してください。
どんな説明をしますか?
何から説明しますか?
続きを読む前に、
私だったら…ってのをちょっと考えてみてくださいね。
これをやってもらうと、その人の話し方の特徴が出てくるんですよ。
さて、ここから解説。
まずは、お弁当を全体像・固まり・細部の視点で迫ります。
山で例えると、
- 森の視点
- 木の視点
- 枝葉の視点 というやつです。
1.森の視点は、お弁当の大まかなジャンル。
手作りなのか、駅弁なのか、スーパーで買ってきたのか。
そのお弁当の位置づけ。
2.木の視点は、お弁当の大きさ、構成内容。
ざっくりと、こんなお弁当なんだなーって
相手にイメージが湧くレベルの情報。
肉も野菜も入ってるんだーとか。
ご飯多めなのね。とか。
3.枝葉の視点は、おかずの詳細。
肉料理ってどんなおかずが入ってるの?
ご飯は白米?玄米?ピラフ?みたいな。
ということで、
今、この層の話をしてるよ。ということを意識して、
大きなイメージを先に共有しておく。
次に、イメージを補う情報を、階層順に話す。
こんな感じで、3つの層があることをふまえて、
3つの視点を意識しながら情報を整理すると、
聴いている人にとってもイメージしやすくなります。
文字にするとややこしかったかな。。
実際にクライアントさんとの練習は、
理屈さらっと、あとは実践!って感じでやってます。
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