幼児のいけばな体験で伝えたい3つのこと

育児・子育て

協力関係をつくって理想を叶える

コミュニケーションアドバイザー&ファシリテーター・大谷まどかです。

先日、玄関の花の元気がなくなってきたので、そろそろ新しい花にしたいなぁと思い、スーパーでお花を買ってきました。以前、長男くん(年長さん)はいけばな体験やってみたんですが、次男くん(未満児クラス)はその時できず、ぼくもやりたい~♡ということで、今回に至ります。

専門店の花屋さんじゃなくても花材は手に入る

花の値段も世の中の物価に同じく上がってきてますね。

初心者向けのいけばなは、フラワーアレンジよりも少ない本数でも空間を彩る作品に仕上げることができるところがいいところ。

華道!とかしこまらなくても、花瓶に花を飾るだけでもいいんです。

わざわざお花屋さんに出向かなくても、スーパーの1束300円ほどのお花を、買い物のついでにポンと入れて調達して楽しんでいます。

お散歩ついでに拾ってきた枝やお庭に木や花があれば、それももちろんいいですね。

花材が準備できたら、器、剣山、お水を用意してスタートです。

幼児に伝えた3つのこと

①はさみはタオルの上に置こうね

まずは、安全対策が一番です。花器は陶器やガラスで割れ物、はさみは刃物、剣山はトゲトゲ、水も使うなど、わちゃわちゃしながらすべてに気を配るのは、なかなか難しいのが正直なところ。

伝えたいことはたくさんあるけれど、まずははさみを置く場所が一番かなと。

タオルの上に置くことで、テーブルを汚したり傷つけたりしません。今回我が家では、コルクの鍋敷きを使いました。

危ないからダメ、ではなく、危ないからこそどう扱えばいいのかを教えることが大切です。

②お花の名前を繰り返して言ってみよう

お稽古と身構えると、何か習得しなければと考えがちですが、子供向けのお稽古で最初に心に届いてほしいのは「いけばなって楽しいんだ」っていう気持ち。

花の名前を正しく覚えるのはもう少し後でも大丈夫です。

まずは、花にはいろんな種類があって、いろんな名前があるんだよってことから始めました。

本物の花を触りながら、名前を知るのは、図鑑やインターネットでは得られないリアルな経験になりますね。

③完成したお花のお世話をしてね

完成したらチャレンジできたことを褒めてあげましょうね。完成後の息子ズの顔は、隠すのがもったいないくらいのにんまりでした。

ちょうど祖父母が来ていたので、ますます誇らしげでにんまり。小さな自信が一つ育ったかな。

たっぷりお花は飾った後も水が欠かせません。お水が減ってきたら足す。枯れた花があれば手入れする。時期が来たら始末する。といったお世話も後日のコミュニケーションにしたいものですね。

毎日見る場所に飾っておけば、話のきっかけもつくりやすいです。

植物の変化もまた、子供たちにしてみれば学びと経験です。

おまけ話

花嫁修業に華道を!という時代でもないです。私は小学生から始めました。今は育児優先を選び、毎週のお稽古はお休み中ですが、性別も年齢も体力も関係なく楽しめる生涯の趣味を見つけられて私は幸せです。

お花とまどさんの日常は、Instagram 大谷華楓 @mado.ka.fu でも書いてます。お花に癒されたい人、フォロー歓迎です♡

プロフィール
この記事を書いた人
大谷 まどか

やりたいことがありすぎて、パラレルキャリアになった2児ママが日々感じたことを書いています。

20代でプロコーチになり、コミュニケーションの専門家として活動中。仕事によっていろんな肩書になります。コミュニケーションアドバイザー、ファシリテーター、ライフコーチ、団体職員、市民活動の理事・事務局長など。

好きな言葉は「人生楽しみ上手が得」「軽く・明るく・楽に・気楽に」

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